バナナといえば、誰もが一度は食べたことのある身近な果物。
でもその「皮」、あなたはどうしていますか?
ほとんどの人が、何も考えずにそのままゴミ箱にポイ…ですよね。
実はバナナの皮、食べられるんです!
しかも、食物繊維・ビタミン・ポリフェノールが豊富で、健康にもいいというから驚き。
この記事では、バナナの皮の栄養や注意点、そして実際に「おいしく食べる方法」を詳しく解説していきます。
バナナの皮って本当に食べられるの?
バナナの皮は食べられます。
日本ではあまり馴染みがありませんが、海外では普通に料理に使われていることもあります。
ただし、そのままかじると硬くて苦みもあるので、下処理や調理法に工夫が必要です。
バナナの皮に含まれる栄養成分
バナナの皮にはこんな栄養素が含まれています。
- 食物繊維(腸内環境の改善、便秘予防)
- ポリフェノール(抗酸化作用、アンチエイジング)
- ビタミンB6、ビタミンC
- マグネシウム、カリウム(むくみ予防、血圧ケア)
果肉よりもポリフェノールが豊富という研究結果もあり、美容や健康意識の高い人たちの間では注目されてきています。
食べるときの注意点
バナナの皮を食べる前に、以下の点に注意しましょう。
1. よく洗うこと
バナナは輸入品が多く、輸送中の劣化を防ぐために防カビ剤や農薬が使用されていることがあります。
食べる前に重曹を溶かした水や、野菜洗い用の洗剤などでしっかり洗いましょう。
2. 加熱して食べるのが基本
生のままだと苦味や青臭さが気になるため、加熱調理がおすすめです。
バナナの皮を美味しく食べるおすすめの方法5選!
① バナナ皮のカレー炒め(インド風)
皮を細く刻んでスパイスと一緒に炒めるだけで、スパイス香る一品に。
材料:
- バナナの皮:2本分(細切り)
- クミン、ターメリック、塩、にんにく、唐辛子 など
作り方:
- バナナの皮を薄くスライス(内側の白い部分も含めてOK)
- 油でクミンを炒め、香りが立ったらバナナ皮を投入
- スパイスと塩で調味し、全体がしんなりするまで炒める
食感は「たけのこの皮」や「茄子の皮」に近く、ご飯に合います!
② バナナの皮のきんぴら風
和風の味付けでもおいしくいただけます。
作り方:
- バナナの皮を細切りに
- ごま油で炒め、酒・みりん・しょうゆ・砂糖で味付け
- 白ごまをふって完成!
苦味が和らぎ、甘辛味でご飯のお供にもぴったり!
③ バナナ皮入りスムージー
果肉と一緒に皮をミキサーにかけてスムージーにする方法。
皮はやや繊維質なので、バナナ1本につき皮は半量程度がベター。
おすすめレシピ:
- バナナ(皮ごと半分)
- りんご
- 豆乳 or 牛乳
- はちみつ
- 氷
しっかり撹拌すれば、飲みやすくなります。
栄養もたっぷり補給できて◎。
④ バナナの皮の天ぷら
意外と美味しいのがこちら。皮をそのまま衣にくぐらせて揚げるだけ!
作り方:
- よく洗ったバナナの皮を食べやすいサイズにカット
- 天ぷら衣につけてカラッと揚げる
- 塩をふってシンプルにいただく
苦味は油で飛び、サクサク食感がクセになります。
⑤ バナナの皮ジャム
煮込むことで苦味がやわらぎ、甘くてトロっとしたジャムに!
材料:
- バナナの皮:2本分
- 砂糖:大さじ3
- レモン汁:小さじ1
- 水:100ml程度
作り方:
- バナナの皮を細かく刻む
- 材料をすべて鍋に入れ、中火で10〜15分煮る
- 水分が飛び、とろみが出たら完成!
パンやヨーグルトにおすすめです♪
「無農薬バナナ」ならさらに安心
バナナの皮を頻繁に食べるなら、「有機栽培」や「無農薬」表示のあるバナナを選ぶのが理想です。
最近では、皮ごと食べる前提で栽培されたバナナ(例:「皮まで食べられるバナナ」など)もスーパーやネット通販で手に入りますよ。
まとめ
バナナの皮は、栄養たっぷりで意外とおいしく食べられる食材です。
今日からできるバナナ皮活用法
- スパイス炒めで異国風に
- 和風きんぴらで常備菜に
- スムージーに入れて栄養アップ
- 天ぷらでサクサクおやつに
- ジャムにして朝食に
「バナナの皮=ゴミ」という常識を、今日から変えてみませんか?
おいしくてヘルシー、しかもフードロス削減にもつながる。
ぜひこの機会に一度試してはいかがでしょうか?

それでは記事をみていただきありがとうございました。